
新宿皮膚科の肌トラブル治療法
皮膚科の肌トラブル診断方法
皮膚科では、肌トラブルを問診とスコープで診断します。
保険適用内となっているスコープを使った診断は、マイクロスコープとダーモスコープの二種類です。
マイクロスコープは、皮膚を拡大した映像を見られます。
拡大した映像は画面に表示されるため、医師と患者両方がその状態を確認できます。
ニキビの状態を診断するのにも役立つスコープです。
もう1つのダーモスコープは、医療用のジェルを塗り、特殊な拡大鏡で診断を行う方法です。
光の乱反射を防ぐため、より正確な症状を医師は確認できます。
ダーモスコープで診断できるのは、メラニンや毛細血管の状態です。
皮膚がんなどの診断に役立ちますが、ニキビの診断で活躍することはほとんどありません。
このほかアレルギー皮膚炎の可能性がある場合は、パッチテストなども行います。
ニキビの治療方法
肌トラブルの代表ともいえるニキビの治療法を、新宿にある皮膚科を参考にしながらご紹介します。
保険適用内の治療法では、基本的に外用薬と内服薬による治療を行います。
ニキビ菌を減らすために抗生物質による治療を行う場合もあります。
また皮脂の分泌を抑えるためのビタミン剤や、身体のバランスを正常に戻すための漢方も保険適用内で処方してもらえることがあります。
全額負担となる自由診療では、ケミカルピーリングや、レーザーによる治療が行えます。
症状がひどい赤ニキビや、目立つニキビ痕の治療に活躍する治療法です。
シミの治療は保険適用内?
ニキビと同じぐらい肌トラブルとして有名なものにシミがあります。
基本的にシミ治療は、美容目的とされるため保険適用となることはありません。
ただし痣と判断された場合、保険適用内の治療を受けることができます。
保険適用内の治療を受けやすいのは、肝斑と呼ばれる症状です。
女性ホルモンが関係しているといわれており、頬にもやっとしたシミができるのが特徴です。
シミの治療法として有名なのが、レーザー治療と光治療です。
レーザー治療は、レーザーによりメラニン色素そのものを破壊したり、レーザーでミクロン単位の小さな穴をあけ古い角質を除去しターンオーバーを促したりする治療方法です。
レーザーは複数回にわけて肌に当て、様子を見ながら治療をすすめていくため、短くても治療には数か月かかります。
光治療は、光を当てることでコラーゲンの生成を促し、シミを薄くしていく治療方法です。
このほか症状が軽いシミなどは、外用薬や内服薬でも治療できます。