ニキビのかゆみの診察について
ニキビのかゆみがあるときは
ニキビというと顔などに出来物ができて見た目が気になるというお悩みが多いですが、それ以外にかゆみがあってつらいというお悩みもあります。
毛穴の中で炎症が起きている症状となり、これが強いほどかゆみも強くなるといわれています。
すでに強いかゆみが出ているのなら強い炎症が起きている可能性もあるため、症状がさらに悪化する前に早めに病院を受診するのがおすすめです。
診察は一般皮膚科でやっています。
健康保険も使えますから気軽に受診してみてください。
ちなみにかゆみのないニキビだけの症状でも保険適用で一般皮膚科を受診できます。
あまり強いかゆみでなくてもニキビがあればそれだけで受診できますから、病院に行くほどのかゆみかどうか迷っている方も気軽に相談してみるといいでしょう。
皮膚科での診察について
かゆみのあるニキビの診察でも特別な検査はあまり行われず、医師による患部の診察と問診が中心となることが多いです。
あとは薬を処方されて診察終了となります。
その場で何か治療のための処置をされることはあまり多くないため、診察自体にはそれほど時間はかかりませんし、痛みなどもありません。
なお、かゆみが生じているときはニキビ以外の病気や症状が隠れている可能性もあります。
それも含めて医師からは詳しく症状の経過を聞かれることもありますから、わかる範囲でなるべく正確に答えてください。
いつ頃からどのようにニキビとかゆみが現れたのか、経過を事前に振り返ってから病院を受診するとより正確な診断を受けられるでしょう。
ニキビのかゆみの治療とは
ニキビのかゆみの治療については薬の処方のみとなることも多いですから、医師の指示通りにそれを自宅で使用してください。
よく処方されるのはニキビに効果的な塗り薬です。
まだ炎症があまりひどくない白ニキビから、炎症が強くなっている赤、黒、黄色のニキビにまで効果的ですからよく使われます。
さらにニキビは毛穴の中で繁殖しているアクネ菌が原因になっていることから、これに有効な抗生物質を処方されることもあります。
これら薬でニキビについては治療可能です。
かゆみがひどいときはかゆみ止めが処方されることもあります。
いずれも保険適用ですから自己負担の費用はそれほど高くなく、合計で2000~3000円程度となることが多いでしょう。
なお、かゆみの原因がニキビではなく別の病気や症状だと診断されたときは、ニキビ治療薬のほかにそちらの治療薬も処方されることになります。