吹き出物の違いとは
ニキビと吹き出物の違い
吹き出物ができても日常生活は問題なく送れることも多いですが、美容面では大きな問題となることも多いですよね。
この吹き出物は一見するとニキビのようですが、成人した方にできるニキビは吹き出物とよく言われます。
これはどういう違いがあるのでしょうか？
症状自体はあまり違いはないのですが、原因には違いがあります。
まずニキビの場合ですが、これは皮脂の分泌が多く、それで毛穴がつまることでニキビができるという流れになります。
原因は皮脂の過剰分泌ですから、皮脂の分泌が活発になる思春期の方に多い症状です。
これに対して吹き出物ですが、これは皮脂の過剰分泌というよりは新陳代謝の乱れにより毛穴がつまるのが原因とされます。
新陳代謝が乱れる原因となるのは生活習慣の乱れとなることが多いです。
睡眠不足、過労、ストレス、暴飲暴食、喫煙、過度な飲酒、不規則な生活などが原因で新陳代謝が乱れ、吹き出物ができたりします。
吹き出物の原因は何か、正確にはわからない場合もありますが、ニキビと吹き出物はこのように原因に違いがあります。
ただ、症状自体は非常に似通っていますから、思春期にできるのがニキビ、それ以降の時期にできるのが吹き出物と覚えておいても大きな問題はありません。
治療方法に違いはある？
吹き出物が実際にできた方にはその治療法が大事ですよね。
ニキビと吹き出物とで治し方に違いはあるのかというと、これもあまり大きな違いはありません。
どちらも一般皮膚科で診察を行っているため、病院を受診すれば薬を出してもらえます。
薬の内容もニキビと大きな違いはなく、ニキビ治療薬として使われる薬が吹き出物でも処方される場合も多いです。
これらを使えば比較的早く吹き出物を治せることも多いです。
今できている吹き出物について、自宅で潰す、触りすぎるなどの対応はなるべく避け、早く治したいときは早めに皮膚科を受診してください。
費用について
治療内容はニキビ治療と大きく変わらないため、費用もニキビのときと似た金額となることが多いです。
保険適用の病院に行った場合、診察料として初診時に1000円ほどかかる場合が多いです。
薬代も吹き出物の数が多くなければ1000円以内に収まる場合もありますが、薬の種類や量が多いと1000円を超える場合もあります。
しかしいずれの場合でも保険適用時にはそれほど高額にならない場合が多いです。
ただし、保険適用にならない美容皮膚科で治療を受けると費用も高額となりますから十分に注意してください。